京丹後で日帰り温泉なら

弥栄あしぎぬ温泉 公式ホームページ

京都府京丹後市弥栄町木橋548番地

営業時間:10:00~22:00(最終受付21:30) 
休 館 日 :毎週水曜日(祝日の場合は営業) ※レストランは水・木曜日が休み
               

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入浴施設だからこその環境へのこだわり

美しい丹後の自然を守ろう!

丹後半島のど真ん中に位置する弥栄あしぎぬ温泉。 自然豊かな弥栄平野を見ながら、ゆっくりとご入浴いただけます。小鳥のさえずり、虫の鳴き声、風の吹き抜ける音、どれも心を癒されます。

温泉というまさに大自然の恩恵を受けて成り立つ業界ですが、一方でボイラーを長時間使用し、大気中にCO2を大量に排出し、環境に悪影響を及ぼしながら営業していることも事実です。

 

可能な限り、CO2削減を!

廃油温水ボイラー SW-200BDⅡ

 

廃油(廃てんぷら油)ボイラー導入

当温泉施設では平成24年8月から廃油(廃てんぷら油)ボイラーを設置、稼働させています。

弊社の経営母体はスーパーマーケット事業を営んでおり、食品加工の際の大量の廃てんぷら油を産業廃棄物として処分しておりました。時代は変わり、近年は廃てんぷら油からバイオディーゼル燃料(BDF)を作る技術が開発され、廃てんぷら油はその原料として有償で取引される資源に変わってきました。あしぎぬ温泉ではこのことに着目し、廃てんぷら油が他の何かに再利用できる方法はないかと調べていたところ、長野県のあるメーカーが廃油ストーブを製造していることを知りました。そのメーカーを詳しく調べると、何と廃オイルや廃食油を燃料とするボイラーも製造していることが判明し、メーカーに直接お願いし、既に廃油ボイラーを導入している事業所を見学させてもらいました。その結果、既存の灯油・重油ボイラーに比べ発熱効率は悪く、メンテナンスも今以上に必要で手間は掛かるが、補助ボイラーとしてなら十分使い物になることが解りました。

廃油ボイラーは浴場昇温用としては能力的に無理なため、シャワー給湯用の主ボイラーとして運用し、故障その他緊急時には灯油ボイラーで補助するというハイブリット式にしました。

そしてメーカー、設備業者との細部昇温給湯システムの再構築、消防署への届出を経て平成24年8月、やっと稼働しました。やはり燃料となる廃てんぷら油の品質が不安定なこともあり、エラーを起こしたり、各種微調整も必要で大変でしたが、今では「出来の悪い息子」のような存在になり、手間が掛かる分だけ、可愛くなってきています。(笑)

導入前は年間約110,000ℓの灯油を使用していましたが、廃油ボイラー導入後は年間約85,000ℓ使用にとどまり25,000ℓ減らすことに成功しました。              金額に換算すると85円/ℓ×25000ℓ=2,125,000円 を削減したことになります。

導入2年目は設定を少し変更したところ、年間約73,000ℓと灯油使用量を減らし、更に100万円の燃料費を削減できました。

導入3年目は蓄熱タンクを設置し大幅なシステム改良を実施したところ、灯油は年間52,000ℓまで減らすことに成功しました。110,000ℓが今や52,000ℓと半分以下になりました。

なお、弊社が導入した廃油ボイラーは信州工業株式会社様のSW-200BDⅡです。

※信州工業様の廃油ボイラーは2019年3月で製造中止になっています

さらに上を目指して

丹後の森を守る

平成28年春、木質チップボイラー稼働中

自然豊かな丹後の森林ですが、昔は湯を沸かしたり料理をするための薪を集めに沢山の人が山に入りましたが、今は薪を使う人もほとんどなく、山に入る人が減りました。結果、山が荒れてきています。

森林資源を維持しながら、不要な間伐材を有効利用する木質チップボイラーはこれからの環境社会の要請にかなうものとしてこれから注目される熱発生システムだといえます。

弥栄あしぎぬ温泉では廃油ボイラーに続き、平成28年4月から木質チップボイラーを稼働させました。木質チップボイラー稼働により通常営業時は灯油ボイラーを稼働させることは無くなりました

今回導入しました木質チップボイラーは㈱トモエテクノのスイス、シュミット社製 UTSRシリーズです。

弥栄あしぎぬ温泉は石油燃料ゼロの環境に優しい温泉施設を目指していきます。

 

弥栄あしぎぬ温泉
木質チップボイラー建屋

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ごあいさつ

責任者 藤原

いつもご利用ありがとうございます。         弥栄あしぎぬ温泉が市民の憩いの場所としてたくさんの方にご利用いただけるよう、精一杯頑張ります。     「いつ来ても楽しい!!」と言っていただけるような地域一番の日帰り温泉を目指してスタッフ一同、日々奮闘中です。